いつかこちらについても書きたいと思いますが、
私達夫婦が出会ったのは結婚相談所がきっかけです。
これがまた特殊な場所でして、「プロポーズされるまで性行為できない」という今時厳格すぎるルールがありました。
マッチングアプリとの差別化や、遊び目的の人を避けるため、婚約実績を増やすため、など色々と理由があると思いますが、私も旦那も「一応」ルールを守っていました。
「一応」と述べたのは、「性行為」してないだけで、それまがいの行為はしていたからです。
処女膜強靭症の最初の症状は、この「性行為まがい(笑)」の行為の途中の違和感から始まりました。
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結婚相談所で出会って3か月、付き合って2ヶ月、とにかく一番イチャイチャしたくてしょうがない一番楽しい時期に、彼氏(現旦那)が一人暮らしをしている家に遊びに行きました。
結婚相談所にいるという特殊な関係のため、私たちは12月24日に夜景の見えるレストランでプロポーズして、めでたく婚約。その瞬間結婚相談所の性行為禁止ルールは婚約後はなくなるので、めでたく初めての夜を迎える予定でした。
ただ、妙齢の男女が密室で2人、付き合って2ヶ月の男女がその日まで待てるわけがありませんでした(笑)
それはもう、性行為はできないとはいえ、もうギリギリアウトー!という感じでいちゃついておりました。昔で言う恋のABCのたぶんBちょっと超えてるくらいだと思います。
それまで私は性行為どころか彼氏がいたこともなかったので、自分の局部をまあ全く触ったことが無いと言えば嘘になりますが、指は入れたことはありませんでした。
そんな状況の中、私たちは何を考えたかというと、「本番ちゃんとつながれるように、指で練習しておこうー!」という発想に至ったわけです(笑)
もうとにかくプロポーズした暁にはその日のうちに「達成」したいし、すでにお互い我慢できないので何とか口実をつけたかったのです。ラブラブでよいことです。
その日はいちゃつきながら二人でマリオカートをし、彼氏にオムライスを作ってもらったり動画を見たりして本当にたのしい1日でした。
そしてちょっと二人で布団に入って、いろいろと心と体の準備が整ったのでいざ指を…とチャレンジすると…
私「いてててててて……!」
…もう激痛です。濡れてないとかではありません。もう待ちに待ってましたので、準備万端です。彼氏も準備万端だったと思います(笑)
「またご飯をたべたあともう1回挑戦しよう」となり、一旦2人で買い物にいってご飯を食べました。
その後ご飯を食べたあとまたチャレンジしたのですが、体を触ってもらったりキスしたりいろいろと工夫をして気を紛らわしても全く痛いままなのです。
2時間くらいはチャレンジしてたと思いますが、人差し指の先っちょも入りませんでした。
彼氏「まあ、今後何回でもチャンスはあるからゆっくりやっていこうね」
と言ってくれたので、その日はそれ以上のチャレンジは見送り、ハグなどして解散しました。
これはのろけですが、あの頃は初めて彼氏のジャージを借りたり、彼氏の布団に入ったりするのがとにかく嬉しくて、帰りぎわには寂しくて泣いてしまいました。今思えば布団も部屋も水回りもかなり汚くて今ならちょっと引いちゃうくらいだったのに。
でも当時は「わーこの布団彼氏さんのにおいがする♡」とか本気で思ってました。
ちなみにその後、旦那が長い一人暮らし中ほぼ洗わなかったであろう布団は洗ってもべたついてたので、母と私の判断のもと廃棄となりました。
恋のパワーすごい。